ゲイト・オブ・ザ・サン 終わりなき聖戦
- 出版社/メーカー: アメイジングD.C.
- 発売日: 2015/11/04
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原題は'Les portes du soleil: Algérie pour toujours'(英題'Gates of the Sun')。何とアルジェリア製のクライムアクションです。キャストは全然知らない人たちばかりですが、監督・脚本をジョン・フー主演作「リベンジャー」のジャン=マルク・ミネオが務めています。そして、何故かあのマイク・タイソンが本人役で登場!
1960年代の独立運動の際に活動していたアルジェリアのテロ組織が復活しようとしているとの情報を掴んだ当局は、フランス育ちのジャウェドを潜入捜査官として送り込む。早速、人気クラブに潜り込んだジャウェドだったが…。
前作「リベンジャー」をご覧になられた方はお判りでしょうが、この監督、格闘アクションが撮りたいぜえ!な人で、逆にドラマ部分は設定は凝ってるものの、はっきり言ってかなりヘタクソ。
で、残念ながら本作もその傾向がモロ。捜査当局、テロ組織、双方の活動をまるで見せないから、テロ組織の捜査のはずなのに主人公は何故クラブに潜り込んだのか、組織がこのクラブに関わってるのかが、さっぱりわからない*1。と言うか、クラブにやって来た流れ者が、絡んできたヤクザをボコボコにする話にしか見えない。と言うか、そういう話にした方がシンプルで良かったんじゃあ…。
一応クライマックスは、特殊部隊VSテロ組織の激突!とはなるんですが、そこに至る過程がほぼ無いから、唐突な印象しか受けないし、お話的に全然盛り上がらない。
見せ場である筈のアクションは、クラブでの喧嘩シーン(ここで主人公に助太刀するのがタイソン)や、かなり長めかつ激しいカーアクションや銃撃戦が展開する、んですが、これも基本ガチャガチャ映像で、しかも細かく細かくカットを割ってるから、迫力が減退気味…。
組織側の基地外女とか、パッと見はイイ感じなんですけどねえ。
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*1:それが判るのはホントにラストの種明かしで、という…。