赤と黒の誘惑
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原題は'My Mistress'。WOWOWで先行放映済みの、エマニュエル・ベアールがオーストラリアに招かれて撮った恋愛?ドラマです。共演は「バージニア その町の秘密」のハリソン・ギルバートソン、「スリーピングビューティー 禁断の悦び」のレイチェル・ブレイク。監督のスティーヴン・ランスという人はコレが初長編みたいですが、脚本にジェーン・カンピオン組のジェラルド・リーが参加しています。
父親の自殺の現場を目の当たりにし、追い打ちをかけるように母の浮気を知って荒れる十六歳の少年チャーリー。そんな時、近所に引っ越してきた謎めいた女マギーと知り合ったのだが、彼女は自宅に客を招いてプレイを行うSMの女王*1だった…。
“女王様”の方にも当然のように色々と過去があって、心に傷を持つ者同士が母子のような恋人のような関係に…というお話です。
大雑把に括ると、ラウラ・アントネッリの「青い体験」みたいな作りでもあるんですが、何せ少年と彼が憧れる美女を繋ぐのがSMだけあって、あんなコミカルで爽やかな雰囲気はほとんど無し。
そう感じるのは、役に合わせてる部分もあるんでしょうけど、悪い意味で“美魔女”感溢れるベアールのキツめなメイクのせいもあるかなあ。時々ジョーカーに見えたりしたもの。
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なるほど…。
既に放映済みなのでネタバレ気味に書くと、少年がSMに目覚めて更なる闇の世界へ堕ちていく…みたいなスリリングさも無いし、大してエロくもない、退屈さも感じる作品でした。
オッとなったのはこの曲が流れたシーンくらいだったなあ。- 出版社/メーカー: SHOCHIKU Co.,Ltd.(SH)(D)
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*1:女王様モードの時はフランス語になるベアール。