コロンビア・コネクション 麻薬シンジケート壊滅作戦

原題は'Through the Eye'(別題'The Colombian Connection')。トム・サイズモア出演のサスペンスアクションです。サイズモア以外のキャストとスタッフはよく知らない人たち。

1970年代。現場でヤクをネコババしようとしていた相棒ロッシを咎めた刑事ジャック。だが逆にロッシにハメられ、汚職警官の汚名を着せられて投獄されてしまう。そんな彼にDEAから声が掛かる。釈放と引き換えに、今やコロンビアからの麻薬密輸ルートの大物になったロッシを潰すべく、潜入捜査に協力するよう依頼されたジャックは…。

この後は、小悪党どもを騙して麻薬シンジケートに潜入した主人公が、コロンビアのラテン美女とイイ仲になったり、銃撃戦したり大爆発したり、沼地に捨てられワニに襲われそうになってヒーッ!となったりという、この手の作品の定番メニューが続きます。

仇敵役のサイズモア以外の面子が、イイ顔というにはちょっと迫力不足だったりはしますが、Vシネマと考えれば、押さえるべきモノはちゃんと押さえた悪くない出来。

低予算映画ながらアクションは頑張ってるし、1970年代の雰囲気を醸し出そうと努力してるのも見えました。