ウソツキは結婚のはじまり


※予告編

原題は'Just Go with It'。「アダルトボーイズ青春白書」のアダム・サンドラーとデニス・デューガンの黄金コンビが、ジェニファー・アニストンをヒロインに迎えて贈るラブコメディです。共演はニック・スウォードソン、デイヴ・マシューズの常連組に加え、何とニコール・キッドマンが参戦!

二十年前、結婚直前で花嫁に失望、破談になったものの、悪妻を持つ既婚者が若い女にモテモテなのを知った美容外科医のダニー。今夜もパーマーというブロンド美女をナンパしたのだが、何故か彼女は“悪妻”に興味津々。仕方なく、医院で助手を務め、気心の知れたシングルマザーのキャサリンを女房役に仕立てる事に。だが、いつしか嘘に嘘が重なっていって…。

始まって10分、いやその前から予想がつくと思いますが、嘘の夫婦を演じてるうちに元々相手に持っていた感情に気づいて…という、嘘から出たまことパターンの作品でした。

終盤、ハワイ旅行に繰り出したりはしますが、基本的に大きな展開は無くて、主演二人の軽妙な演技を楽しむ作り。デューガン&サンドラー作品特有の際どいギャグも抑えめ。一応、美容整形ネタや子役(この子たちがかなり達者で面白い!!)を使った部分では多少飛び出したりはしますが。

とはいえ、恋人役のブルックリン・デッカーというおネエちゃんはスタイル抜群で超キレイだし、ほとんど欠点の無い作品でもあります。気軽に見るには十分ではないでしょうか。

あ、そうだ! 珍しいチョイ役だからか、ニコール・キッドマンがいつもとは違う、かな〜りハメを外したコメディ演技を披露してくれます。コメディ映画としては、彼女とアニストンとのフラダンスバトルがハイライトかも知れません(w。