シャークトパス SHARKTOPUS
7/2レンタルリリース インターフィルム
原題も'Sharktopus'。ロジャー・コーマン製作による動物モンスターパニックです。主演はエリック・ロバーツと「沈黙の聖戦」のサラ・マラクル・レーン。監督は「レジェンド・オブ・アーク ノアの秘宝」のデクラン・オブライエンです。
リゾート地のビーチでビキニ美女が海に入った途端、サメの背びれが! 美女危うし!? と思った瞬間、何と不気味な触手が現れ、逆にサメの方が海に飲み込まれてしまった! 触手の正体は、海軍の新兵器としてサンズ父娘が最新バイオテクノロジーを駆使し、サメとタコを掛け合わせて作った新生物シャークトパスだった! 制御装置によって父娘のコントロール下に置かれているはずだったシャークトパス。だが不慮の事故によって制御装置が外れ、最強最悪の怪物が海に解き放たれて…。
サメとタコと聞けば人喰い映画ファンなら察しがつくと思いますが、コレ、ランベルト・バーヴァによる珍作「死神ジョーズ 戦慄の血しぶき」(a.k.a.「ジョーズ・アタック2」)のリメイクなのでした。
で、始まって5分も経たないうちにシャークトパス出現! 10分も経たないうちに制御不能状態! というテンポの良さ!! コレはちょっと期待出来るかと思ったら…。
その後は、C級水着美女が登場したと思ったらシャークパスが現れてガブリ、またC級水着美女が…の繰り返し! その合間に主人公たち&バカ女レポーターがダラダラとボートで追う姿が挿入されるだけ! あとはロケ地(メキシコ?)の観光案内! おかげで30分もしないうちに眠たくなってしまいました…。
主人公であるシャークトパスのCGもショボショボ。首チョンパ等の残酷シーンもあるものの、これも安〜いCGのせいで迫力ゼロ。映像的に面白かったのは、予告編で既に見られる、バンジージャンプ中の美女をパン食い競争みたくパックンチョと喰いつくトコくらいだったなぁ。
そんな感じで、同じくコーマン製作の「ダイナクロコvsスーパーゲイター」と、モンスターが変わった以外そっくりな凡作でした。これだったら「死神ジョーズ」をもう一度見た方が有意義な気すら…。
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※「死神ジョーズ」の予告編
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