ヒマラヤ、風がとどまる所
12/28レンタルリリース ファインフィルムズ
※予告編
原題は‘히말라야,바람이 머무는 곳’(英題'Himalaya, Where the Wind Dwells')。チェ・ミンシク、四年ぶりの映画復帰作です。監督は「私は私を破壊する権利がある」「黒い土の少女」の、韓国映画界のアート系、チョン・スイル。
弟の工場で事故死したネパール人青年ドルジの遺骨を、彼の故郷へ届ける事になった中年男チェ。苦労の末、ヒマラヤ近くの村までたどり着いたチェだったが、ドルジの家族へ彼が死んだ事を言い出せず…。
この後は特に大きなドラマは無く、そのまま村に居ついてしまった主人公が、山に暮らす人々と特に深く関わるワケでもなく、ただ傍観したりするのを、こっちも一緒に見てるだけ。
でも、韓国が世界に誇るイイ顔俳優、チェ・ミンシクが高山病にかかってヘバったり、少年とボケーっとしてたりする姿だけで、ナンだか良いモノを見てる、気がしてきます。これはネパールのみなさんがミンシク以上のイイ顔揃いというのもあるし、ヒマラヤの絶景だけでも見応えはアリ。
まるで1980年代にセゾン系で公開されていたヨーロッパ諸国で作られたヤツ、みたいな作品。実はこういうの、個人的に嫌いじゃないんですよ。癒し系って言うと急にヤな感じになっちゃうけど、でも確かに見ているうちに落ち着いた気分にはなる。
そういう映画がお好きな方、チェ・ミンシクのイイ顔を堪能したい方なら、といった作品でした。
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