ルーザーズ
11/3リリース ワーナー・ホーム・ビデオ
原題も'The Losers'。ジョエル・シルヴァー製作によるアクション篇です。主演は「ウォッチメン」でコメディアン役だったジェフリー・ディーン・モーガン。共演はゾーイ・サルダナ、クリス・エヴァンス、イドリス・エルバ、コロンバス・ショート、そしてジェイソン・パトリック。監督が「ストンプ・ザ・ヤード」「ラストサマー3」のシルヴァン・ホワイトなのは心配材料だけど、脚本が「キングダム 見えざる敵」のピーター・バーグと「ゾディアック」のジェームズ・ヴァンダービルトなので相殺!
ボリビアでの極秘任務を終えたクレイ率いる米軍特殊チーム“ルーザーズ”。ところが、事もあろうか彼らを指揮していた正体不明の男マックスに消されそうになる。辛うじて助かったものの、狙われた理由も判らず途方に暮れる面々。そこに現れた、マックスを仇と狙う謎の女アイーシャの手引きで帰国した彼らは、復讐を開始するが…。
これは判りやすく面白かったです!
要するに、みんな大好き、特殊技能を持ったヤツらが活躍するチームアクション。とにかく最初から最後まで、多少のダベりとゾーイ・サルダナのちょいエロを交えながら、銃撃戦! 格闘戦! 大爆破! というド派手な展開の連続!!
そしてジェフリー・ディーン・モーガンを筆頭に、今時のヤワいイケメンじゃなく、イイ顔したオヤジたちが主役なのが良い! 一応クリス・エヴァンスはイケメン枠なのかも知れませんが、彼もまたグラサンにヒゲを蓄えてイイ顔に変身! イケメンというなら、この中で一番無名な寡黙なスナイパー役のオスカル・ハエナダというアンちゃんが、役の美味しさも加味してカッコ良かったなぁ。
あと、エロ要素ですが、これは全米公開を意識してか、ちょっと抑え目。でもコメディアンvs「アバター」のプリンセスによる組んず解れつの大格闘(明らかにセックスの代わり!!)があるから良し! 一応、二人のベッドシーンもちょっとだけあるし。
まぁ正直なところ、もっと面白くなりそうな気はしました。PV出身の監督らしいチャラい演出はハナにつくし、もう少し各キャラの関係性を掘り下げても良かったと思う*1。あと、ジェイソン・パトリックが悪玉ってのはミスキャストでしょう。
それでも、気楽に見るなら十分なバカアクションだと思います。続編作って欲しいなぁ。
THE LOSERS / ルーザーズ Blu-ray & DVDセット (初回限定生産)
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2010/11/03
- メディア: Blu-ray
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*1:ボンクラ感というか、男同士のじゃれ合い感みたいのが決定的に足りない。きっと監督はそういうのに無縁なモテ人生を送ってきたんじゃないかな。