ヒトラー暗殺ヴェアヴォルフ・ハント作戦 - ［SAMPLE］ビデオながら見日記

原題は'Охота на Вервольфa'(英題'Werewolf Hunt')。ロシア製の第二次世界大戦映画です。「デッド・オア・ウェイブ」「タイム・ジャンパー」のボーリス・ガルキンが出演してます。

1942年。ナチスドイツから送られたスパイの存在に苛立つソ連軍は特殊部隊を結成。“人狼捕獲作戦”と銘打って、ナチス人狼部隊の撲滅を指示する。ナチスの軍事施設が建設されたウクライナに潜り込んだ兵士たちは、そこで作戦の真の目的を告げられる。それは東部へ移ったというヒトラーの暗殺計画だった!

あらすじだけ見ると「特攻大作戦」みたいな大活劇を想起しがち。実際、特殊部隊の面々はスパイや囚人、女兵士までいるという個性豊かな顔触れ。しかし実際の内容は、かなりシリアスよりの内容でした。

また、最近のロシア戦争映画の魅力といえば、話は多少破綻していても、それを補って余りある実際の兵器を使用したド迫力の戦闘シーン。ところがこれも、予告編にあるような派手なモノは終盤、残り三十分になってようやく、という作り。うーん、少なくとも自分が期待したような内容じゃなかったなぁ。

実際出来の方も中途半端な印象。これは自分が独ソ戦の事をよく知らず、地名等の固有名詞に引っ掛かって中々話に入っていけなかったからかも知れません。だから、その方面に詳しいヒトが見たら全然違う評価をさせるのかも。

あと、紅一点の女兵士。どちらかと言えば収容所で鞭を振るってる方がお似合いのルックスで、こちらも個人的に減点材料になっちゃいました。