バトル・フォレスト
- 出版社/メーカー: オデッサ・エンタテインメント
- 発売日: 2012/12/28
- メディア: DVD
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原題は'Доставить любой ценой'(英題'Special Dispatch')、なんですが、コレもIMDbではヒットしなかったロシア製の戦争アクションです。主演は「極限水域 ファースト・アフター・ゴッド」のドミトリー・オルロフ。ヒロインのエブジェニア・ブリックというおネエさんもどこかで見た気が…と思ったら、「JIGSAW ザ・リアリティショー」に出ていたイェフゲニーヤ・キリフスカヤみたい。
1941年10月。ローゼンベルクの指揮の下、ナチスドイツが占領国の美術品を強奪する作戦が実行されていた。それを知ったソ連の片田舎にある美術館の老館長と娘は、秘蔵のチュートン騎士団所縁の聖書を寸でのところで持ち出すのだった。しかし、ナチスに追われ、館長は殺されて…。
この後は、一人取り残された娘が、少々変わり者のソ連兵と出逢い、逃避行へ…という流れ。旅を続けるうちに二人はいつしか…というお約束な展開です。
全体的に垢抜けないというか、泥クサく古クサい印象の作品でした。BGMなんか、ひと昔前の昼メロみたいな感じだし。途中、ヒロインがはぐれソ連兵からレイプされそうになったり、川で水浴びをしてたらナチスに捕まりそうになったりといったサービスショットを挟んではいますが。
他にも、中盤以降にはみなしごの美少年が旅の仲間に加わったり、追っ手としてブロンドのナチスの女将校が登場したりと、変化を付ける工夫は感じられます。
まぁ、二時間ドラマだと思えば、戦闘シーンは迫力あるし、暇潰しにはなるんじゃないですかね。
そうそう、「極限水域」の際にも指摘した、外国語を喋るとロシア語のボイスオーバーが入るヤツを久々に見ました。今回はクールなナチス将校のセリフに女性の声が被さってるから、特に違和感がありました(w。