サーティーン XIII
原題も'XIII'。ゲーム化もされた同名バンドデシネを実写化した仏加合作のTVミニシリーズです(セリフは英語)。全四話を2パート、約三時間に再編集したもので、日本でもスターチャンネルで放送済み。主人公の“XIII”役にはスティーヴン・ドーフで、ヴァル・キルマーが敵役。「リ・ジェネシス」のグレッグ・ブリック、「デイ・アフター 首都沈没」のジェサリン・ギルシグも出演してます。監督は「CSI」シリーズに参加してるデュエイン・クラーク。
アメリカ初の女性大統領が暗殺! 更に各地でテロによる被害が報告される中、ウェストバージニアの山中で瀕死の重傷を負った男が発見される。近くに住む老夫婦によって助けられたものの、男は全ての記憶を失っていた。彼に残された手がかりは胸に刻まれた“XIII”の刺青のみ…。
原作未読、ゲームも積んだだけで未プレイなんですが、こんな「ボーン」シリーズ丸パクリなストーリーだったの? だって記憶喪失で、かつ超人的戦闘力を持つ男が巨悪相手に戦うって話なんだもの。
それでも一定の緊張感が持続するし、映像の質もそれなりに満足いくレベルなので、そこそこには面白かったです。
ただ、笑いやお色気みたいな緩むポイントが無くてテンポが一本調子なきらいもあるから、三時間を一気に見るのはキツいかな。特に好きな女優でもあるジェサリン・ギルシグが中々登場しなくてイライラしてたら、あっさり退場しちゃうし。真ヒロインはルックスがそれほどでもない黒人とイタリア系のヒトでした。
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