デイ・アフター 首都水没 完全版


※予告編
 原題は'Flood'。昨夜の日曜洋画劇場で放映された、英・加・南ア合作によるディザスターパニックの完全版です。主演はロバート・カーライルに、「エアポート'08」のジェサリン・ギルシグ、ジョアンヌ・ウォーリー、それに“名探偵ポワロ”ことデビッド・スーシェ。
あらすじは割愛。“完全版”になって付け加わったのは、

  • 金融危機に陥り、副首相へのプレッシャーが増大
  • 気象局のボケナスぶりがより強調、その結果…
  • 父娘のサバイバルシーンが増加

って感じで、大勢に影響するシーンは余り無し。
で感想ですが、台風大国・日本に住む者としては動きの鈍さにイライラしてしまいました。そして無闇に危機を煽る作りにしてる割りに、どこかでやはりこういう災害をなめてる所が垣間見えるのも…って感じ。これはドイツ製のヤツとかを見た時も同じなんだけど。
お話的にも相当ツメアマ。「アルマゲドン」ライクなラストもヤな感じでした。
良かったのはジェサリン・ギルシグとジョアンヌ・ウォーリーのデキる美女二人くらいだったなぁ。まぁ昨夜の放映で宣伝効果は抜群だし、レンタル屋としては重宝するジャンルなんですけどね。

ジョアンヌ・ウォーリーと言えば、元亭主のヴァル・キルマー主演のこんなのがリリースされます。原題は'Conspiracy'。イラク帰りの元海兵隊員を主人公にしたサスペンスアクションの様です。

※「ゴッド・ランド」の予告編