大都会 PART2#39@日テレプラス

 1977年大晦日。区議会議員・秋吉(佐原健二)邸に初老の男・下田が押し入るが、隙を見せた瞬間、逆に秋吉に襲われ、瀕死の重傷を負って渋谷病院に担ぎ込まれる。下田はクロたちが追っていた連続空き巣事件の犯人で、事件も秋吉の正当防衛が認められそうに。だが下田が持っていた古い腕時計が十五年前の大晦日に発生した殺人事件の現場から持ち去られた物と判明。実はその事件を担当したのが山本課長であり、秋吉が重要参考人、彼のアリバイを証明したのが下田だった事が明らかになる。真犯人判明かと焦る山本課長。その時、時効成立まで残り十二時間を切っていた…。
部下に発破をかけるにも皮肉混じりなのが山本課長らしい。事件は風化し、証拠も集まらない中で突破口を開く被害者の年老いた母親の証言。クロたちの動きに焦り、暴走する議員は幼女を人質に取って立て籠もり! 瀕死の重傷の中、モールス信号で真相を語る老人。解読するマルさん。除夜の鐘が鳴る中での逮捕劇。その時、老人死亡の知らせが。木枯らしをバックに流れる『ひとり』。年の瀬感満載、後半の怒涛の展開が凄いエピソードでした。