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- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2008/12/03
- メディア: DVD
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自分がホラー映画を見続けているのは、極限状態に置かれた人間があがき苦しむ中で自分の本質にたどり着く様を見る為というのがあるんですが、本作の場合、その状況に置かれるのがスタイル抜群のブロンド美女、しかもマンハッタンのキャリアウーマンがほとんど下着みたいなドレス一枚(手錠付き)で逃げ回るというんだから素晴らしいにも程がある。
手錠を外そうとモゾモゾと体を動かしたり、犯人の余りの悪行に顔をしかめさせたりするだけでも十分エロいうえに、ヒロインを襲うシチュエーションがいちいち自分のそういうツボをクリティカルヒット! 全部書き出してたら人格を否定されかねないので割愛しますが、何かが起こる度に“あッ!”、“うッ!”、“おッ!”と思わず反応してしまって大変でした(w。
演じるレイチェル・ニコルズは、出演作*1を色々と見てるはずなのにそんなに印象に残ってない(一番インパクトがあったのは「悪魔の棲む家」のエロいベビーシッター役かなぁ?)。これからは意識して見ていきたいと思います。
以前、イーライ・ロスとは性癖が決定的に違うと書きましたが、アレクサンドル・アジャとは東京書店に行っても絶対にウマが合いそう(w。
まぁアジャ本人が演出してないからなのか、心理戦が続く前半部分は正直タルかったりもするんですが、ちょうど真ん中あたりで起こる壮絶なショックシーンを境に、逆転に次ぐ逆転、これがホントの“リアル鬼ごっこ”が始まってすっかり忘れちゃえるんで全く問題無し! 今年のクリスマスに見る映画は決まったね!
*1:「shopgirl」、「怨霊の森」、最近でも「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」のチャーリーズ・エンジェルの一人とか。