快傑ライオン丸#12〜15@時代劇専門チャンネル

#12は、オニワラシ、テングワラシを引き連れた怪人ギロジー登場。捕まった小助が棺桶に入れられて荒海にドボン。更に沙織はまた磔になってサソリの刑、ライオン丸は砂浜に生き埋めにされて満潮の刑に! 砂浜に生首だけ晒すライオン丸の絵がシュール。やたらと海に飛び込んでたけど、マスクは大丈夫だったんでしょうか? 波打ち際での殺陣は迫力あったけどね。

#13。漁村を襲う人喰い怪魚フナシドキは、怪人ウミカブロが死んだ魚から作った怪物だった! 死んだ魚が材料だから、倒しても倒してもフナシドキは出現。でも妙にウミカブロに懐いてる姿はちょっとだけ可愛い。ウミカブロの造型はかなりキモかったけど。以上、安藤達己監督作。伊豆下田の海が目に眩しく、思わぬ所で夏気分を満喫出来ました。

#14は手裏剣銃の名手、怪人ネズガンダ出現! 長いヒゲを蓄え、ハツカネズミをペットにし、茶屋で団子を食らい、デボノバの命令も意に介せず、草むらに寝っ転がる孤高の戦士ネズガンダがカッコ良過ぎ! BGMはフィルムノワール調。なんだかんだで戦いを先延ばしにするネズガンダに業を煮やしたデボノバは、ハツカネズミを人質(?)に獅子丸との対決を強要。やっと始まった戦いは雰囲気重視。赤や黄色のフィルターが見辛かった。

#15は、デボノバの‘ノ〜バ〜ノ〜バ〜’の呪文(このシーン長ぇ)に呼ばれて、デンセンマンみたいな怪人エレサンダー出現。麓の村で暫しの休息を取っていた獅子丸たちが一戦交えて帰ってくると、村人たちの態度が一変。デボノバの作戦かと思いきや、戦いに巻き込まれるのが嫌で戦士たちを排除、いざ襲われると慌てて助けを求めるという、1970年代特撮にありがちな一般市民の醜さを描いた展開。余り深くは描かれなかったけどね。村には露天風呂があって、小助の尻丸出しシーンあり。残念ながら沙織の入浴シーンは無し。