ヴィクティム
8/24レンタルリリース アートポート
原題は“目露凶光”(英題"Victim")。監督がリンゴ・ラム、主演がラウ・チンワンとレオン・カーファイという中々の顔触れで贈る香港製スリラー映画です。
何者かに誘拐されたプログラマーのマーが発見されたのは、人々が“幽霊ホテル”と噂する廃墟だった。逆さ吊りになっている所を助け出されたマーだったが、取り調べの最中も奇怪な行動を取り、刑事たちも‘幽霊が憑いたのでは?’と怖がる始末。だが、刑事のピットだけは彼の行動に不信感を覚えて…。
これは結構な拾い物でした! 実は1999年製作の作品なんですが、昨日書いた「忍者」と比べると、全然古びてない。オカルトホラー風な序盤辺りは、今時のソリッドシチュエーションスリラーとして売っても十分イケるみたいな。
ところが中盤以降、物語は激変してクライムスリラーの様相に。このどんでん返しも面白いなぁと見ていたら、その後何度も話がひっくり返されちゃって、ちょっと最後は微妙? みたいになってしまったのは残念。
でもホント雰囲気が良いんで、香港映画好きなら見といて損は無い作品でしょう。
主演二人それぞれの奥さんを演じたエイミー・クォックとエミリー・クワンも素敵だしね。
- 出版社/メーカー: アートポート
- 発売日: 2007/09/19
- メディア: DVD
- 購入: 1人 クリック: 1回
- この商品を含むブログ (4件) を見る