ラッキーナンバー7

 The Rumor Millの"Kansas City Shuffle"が鳴り響く予告編はタランティーノ的なクライムコメディを予想させるし、序盤延々と語られる八百長競馬*1の話からは「ユージュアル・サスペクツ」的なコンゲーム映画を想起させる。で、実際前半はそういう感じの作りで、終盤にはどんでん返しというかアッとビックリな種明かしも用意されてはいるんだけど。
寧ろ、それまでの雰囲気から完全に浮いてるド派手過ぎる爆発を機にガラッと雰囲気が変わってしまう展開に驚いてしまいました。個人的には前半部分みたいな世界観の方が好みなんで、何でそんな事すんの!? ってのが正直な感想です。
それに種明かしの演出も饒舌過ぎて下品じゃないかなぁ。メロドラマチックなラストもイマイチ。
それでも、何しろこの面子だから飽きずには見られました。出番は少ないけどダニー・アイエロロバート・フォスターの登場も嬉しかった(と言うか、何でこの二人を無視する日本の配給会社!)。それと「リ・ジェネシス」のピーター・アウターブリッジとドミトリー・チェポヴェツキーもチョイ役で出演。
ちなみに脚本は「キッドナップ」でミソをつけた形のジェイソン・スマイロヴィックでした。

*1:アクイダクト競馬場って言うから、それどこだよ? と思ったら、アケダクト競馬場の事なのね。戸田奈津子に限らず相変わらずちゃんと調査せずに字幕が作られてる事を再認識しました。