エネミー・ライン2 北朝鮮への潜入
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2007/03/02
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北朝鮮が秘密裏に米本土まで到達可能なICBMミサイルを保持していた事が判明。早速在韓米軍のSEALS部隊に降下命令が下される。ところが降下が始まった直後に作戦の中止の連絡が! 既に降下してしまったジェームズ大尉以下、四名の兵士の運命は? そして北朝鮮の脅威を排除出来るのか?!
前作同様、余り真面目に考えなければ、テンポも良くて中々楽しめました、ここまでは。
事態が事態だけに救援は来ず、孤立無援になった四名の兵士。普通なら反体制派の市民に助けられ、あわよくばミサイル基地まで…と都合良く流れる展開を予想していたら…。とにかくこいつらアホ過ぎ! 隠れていた所を近くの村の子供にあっさり見つかり、しかも追い掛けても追いつかず、村に来ていた北朝鮮軍に発見されて二人があぼーん。残り二名も拷問を受けてたら、都合良く潜入していた韓国軍小隊に助けられて…という流れに。
アホと言えば大統領は優柔不断だし、軍司令部は‘この際だから国ごとやっちゃいましょう!’とか言い出すし。強硬で行くのか、それとも現実的な手段を選ぶのか、最後までどうにも煮え切らないのでクライマックスも余りハラハラ出来ないんだよなぁ。結局は現場叩き上げの海軍提督が全部決めちゃってるし(w。
IMDbには何にも書いてないけど、おそらくビデオスルー作品に毛が生えたレベルなんじゃないでしょうか。だって脚本がハリウッド大作の続編にしては全然練れてないもの*1。
主役の兄ちゃんは余り見かけない人でしたが、大統領役のピーター・コヨーテ以下、ベン・クロスやキース・デビッド、「24」のグレン・モーシャワーと、男臭い面子は中々なんですがねぇ。
*1:在米韓国大使に日本海って言わせてる辺りでも明らか。