アローン・イン・ザ・ダーク - ［SAMPLE］ビデオながら見日記

その出来から抑え目に発注したんだけど、案の定超高回転して喜んでいいのか悲しんでいいのか複雑な気分にさせた「ハウス・オブ・ザ・デッド」のウーヴェ・ボル監督がまたゲームを題材に撮った一本。と言うか次もその次もゲームの映画化作品なんですけどね。

で、前作同様酷い出来でした。とにかく今何をやってるのか、何処にいるのかが直ぐに判らなくなる。

それと言うのもシーン間の繋ぎが余りにも唐突だったり、どうでも良いシーンを挿入したりの連続だから。これって自分がよく見る、自身の才能の無さが判ってない監督が‘これってセンスが良いだろ’みたいに作ったボンクラ映画にありがちなパターン。

更に性質が悪い事にこの監督のは題材がそれなりにメジャーだし、金もかかってるから被害者を続出させてしまうんですよねぇ。ユッスー・ンドゥールとネナ・チェリーの名曲"Seven Seconds"を、下手糞なラブシーンで使わないでくれよって感じです。

それとジャケ写のタラ・リード、まるで出来の悪いポリゴンキャラの様なのっぺり感。そりゃゲームが原作だけどさぁ。