トップマン 怒りのアメリカン


BOONE: THE BOUNTY HUNTER Official Theatrical Trailer (2017)

原題は'Boone: The Bounty Hunter'。「シンドバッド 秘宝“メドゥーサの心臓”と復讐の女神」のジョン・ヘニガンが、自ら原案にも参加して主演したクライムアクションです。共演はクイントン・“ランペイジ”・ジャクソン、ドミニク・スウェイン、ジョナサン・リプニッキ(「ザ・エージェント」の子役!)、リチャード・タイソン、ロレンツォ・ラマス、ケヴィン・ソーボ、そしてコービン・バーンセンという中々の面子。監督は「ザ・リミット」のロバート・カービーソンです。

その強靭な肉体と身体能力を活かして犯罪者を捕まえるリアリティショーで人気を博す元海兵隊員の“ブーン”ことバリー。だが、バレバレの“演出”もあって視聴率はジリ貧。遂には次シーズンでの打ち切りを通告されてしまう。そこで初心に帰り、本物の“賞金稼ぎ”を行って、高視聴率を狙うブーンだったが…。

狙う相手はオーバードーズで恋人を殺した疑いで裁判に掛けられるセレブと、その背後にいるドラッグ組織。彼らを追ってメキシコへ向かうが…という展開です。

ぶっちゃけリアリティもクソもない話で、作りも安っぽい。リアルなのはヘニガンの筋肉だけという作品なんですが、そのやり過ぎなくらいの派手な動きがWWE時代を思い出させて悪くない。

それに、メキシコの寒村、貧しい地元少年との交流、汚職警察といった、何の捻りも無いストーリーも、この規模の作品にはあってると言えます。

演出もソツが無く、雰囲気は陽性。これまでのアサイラム作品のおかげ(wで、期待値も思いっきり低めになってるであろうヘニガン作品だと思えば、それなりに楽しめる作品でした。
mash1966.hatenadiary.com
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