ナンバー10
- 出版社/メーカー: アルバトロス
- 発売日: 2015/06/03
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原題は'He Who Dares: Downing Street Siege'。未体験ゾーンの映画たち 2015で上映された「レベル15」の続編となるテロリストアクションです。主演のトム・ベネディクト・ナイト、製作も兼ねてるサイモン・フィリップス(「パリより復讐の銃弾を」)に、監督・脚本がポール・タンターという前作と同じ面々が揃っています。
クリスマスイブに発生した首相令嬢誘拐事件から半年。事件を解決したSASのクリス・ロウだったが、上層部に逆らった行動の責任を取らされ、名誉除隊の処分が下される。一方、事件の首謀者ホルトはまんまと脱走。今度はダウニング街10番地の通称“ナンバー10”こと首相官邸を標的に選んで…。
自分は前作を見てないんですが、冒頭で事件のあらましを説明してくれるんで問題なかったです。主人公がジャック・バウワーばりの独断専行男なのもパターンなので問題無し。
この後は、処分を受けるために首相官邸にいた主人公が、シェルターに監禁された首相ら要人たちを救出すべく、単身テログループに戦いを挑む!という、「ホワイトハウス・ダウン」「エンド・オブ・ホワイトハウス」の英国版といった感じの展開に。
というか…。映像はどこもかしこもエフェクトだらけでガチャガチャうるさいわ。BGMはけたたましく鳴り続けるわ。セリフはカッコつけてるんだろうけど中身ゼロで、とても軍人や政治家が使ってるとは思えぬ下品さだわ…で、見始めればすぐに頭を抱えたくなるダメさ加減…。
一番アホか…と思ったのは、このパターンなら首相官邸という国の要所に敵がどうやって侵入するかが序盤の目玉になるじゃないですか。ソレが本作では、いつの間にやらあっさりと敷地内に入ったトコからスタート…。
その後も、ソコから推して知るべしなグダグダな展開に。アクションシーンも、銃撃戦、格闘戦、大爆破とひと通り揃っているものの、構図もタイミングもダメダメなので全く迫力無しという駄作でした。
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