黙示録2009 case.1 隕石群襲来
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原題は'Fall of Hyperion'(別名'Total Eclipse')。主演は「アイス・スパイダー」のトーマス・キャラブロ。1980年代のアイドル女優、シンシア・ギブも出演! それは良いんですが、監督が当ブログを始めて以来屈指の駄作だった「合衆国沈没」のレックス・ピアノ…。おいおい、大丈夫なのかこれ?
地球に大流星群が接近! ところが直前になって直接ロサンゼルス付近に落下する事が判明する。これは何者かがNASAの観測データを改ざんしていた為だった! 隕石は観測していた宇宙ステーション・ヒュぺリオンにも直撃。ヒュぺリオンは破壊され、乗組員全員が死亡するという惨事に。更に、軌道を外れたヒュぺリオンは地球に向けて急降下を始めた! 核燃料を搭載していたヒュぺリオンの直撃を防ぐ為、国防長官は弾道ミサイルでの破壊を大統領に進言するのだが…。
あれ? 思ったよりもマトモな出来だゾ。そう言えばこの監督、凡作だけど「合衆国沈没」よりはだいぶマシな「バーティカル・ハンガー」というのも撮っていた事を途中で思い出しました。もちろん傑作というレベルには到底達していないですけどね。
まぁ、風呂敷の広さに比べて展開は急過ぎるし、CGは激安(おそらくTVムービーとしても予算は中の下レベル)。それに、被災者へ群がるマスゴミ批判、軍需産業とベッタリだったブッシュ政権批判と、どこまで本気なのか判らない薄っぺらな正義感がハナについたりもしますが、まぁ深く考えずに見れば楽しめないレベルでは無いです。
面白かったのは、昨年製作の作品らしく、大統領が黒人かつ女性って所。ちょっとだけコンディ・ライス似で、悪の権化の国防長官はチェイニー似でした。
シンシア・ギブは、女科学者か主人公の妻役かと思ったら、メインストーリーとは関係の無い隕石の被害に遭う平凡な主婦の役でガッカリ。今もそこそこキレイなのが確認出来たから良いですけどね。
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