沈黙の惑星
原題は'Homeworld'。“沈黙”と言ってもスティーヴン・セガールの映画じゃないですよ。*1 監督も俳優もほぼ無名の面子によるSFスリラーです。
超未来。エイリアンの襲来によって壊滅寸前に陥った地球。形成を逆転する為に敵の母星でウイルス兵器を撒く作戦を担った一隻の宇宙船が放たれたのだが、着陸に失敗。その為、軍の責任者は重症を負い、作戦の全容を知る者は科学者一人になってしまう。疑心暗鬼に襲われる面々。そんな時、奇怪な仮面を着けたエイリアンが! だが兵士たちによって捕えられたエイリアンの仮面を剥ぐと、その素顔は人間の少年そっくりだった!?
SF映画的な映像は最初と最後にちょこっとあるだけ。後は会話と幻覚と悪夢だけでほとんど進行する心理ゲーム的な内容でした。
一応、ストーリーにSF的な捻りは用意されてるものの、それで面白く出来るには明らかに演出力も構成力も不足していて、正直眠くなってしまいました。だって基本的な舞台設定すら満足に見せられて無いんだもの。
そんな程度の作品なので、SF好きでお暇ならといった感じで。
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