警視庁殺人課#23@ファミリー劇場

六本木の公園で不良の刺殺体が発見される。前夜、被害者といさかいを起こしていた同じく不良のコウイチ(大村波彦)が捜査線上に浮かぶが、彼は数年前に暴力団との癒着でクビになった根本元警部(田丸部長と同期、またか!!)の息子だった。出張中のミスターに代わり、田丸刑事部長が先頭に立っての捜査が始まるが…。

恩義のある署長の罪を背負った父と同じ様に、結婚を控えた一夜限りの恋人をかばうコウイチ。良い話ではあるんだけど、金子成人の脚本と中島貞夫の演出の組み合わせがイマイチ合ってない気が。この違和感はシリーズ全体を通しても感じるモノなんだけど。

事件の鍵を握る女役で中村れい子、クラブのおしゃべり娘役で芦川よしみ(衣装強烈!!)、被害者役で菅田俊、ついでにまた宇梶剛士(文太の付き人だったからねぇ)が出演と、地味に充実したキャスティング。マル暴刑事役の品川隆二もイイ味出してました。

文太で刑事と言えば、WOWOWで放送されたんで久々に「県警対組織暴力」を見たんだけど、やっぱ面白いね! 未見だった「資金源強奪」も震えが来るくらい面白かった! 「殺人課」も中島貞夫じゃなくて深作だったらなぁ。

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資金源強奪 [DVD]

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