臨死

臨死 [DVD]

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※予告編
 原題は'The Invisible'。ハリウッド版「DRAGON BALL Z」の孫悟空役だと伝えられて以来、世界中で非難轟々のジャスティン・チャットウィン主演の青春オカルトスリラーです。監督は「ブレイド3」のデビッド・S・ゴイヤー。
幼い頃に父を亡くしたものの、母の手で何不自由なく暮らし、成績も優秀な高校生ニック。だが希望したイギリス留学を反対されて自暴自棄になってしまう。卒業パーティーも途中で抜け出し、森の中を歩いていたニックだったが、誤解から学校の不良たちに襲われてしまう。翌朝、目覚めたニックは学校に向かうニックだったが、誰も彼に気づいてくれない。彼は幽霊になってしまったのか!?
邦題でバレバレですが、瀕死の重傷を受けた体から抜け出た主人公の生霊が、助けを呼ぶ為に右往左往するという展開です。しかしサスペンスものとして見るとマヌケな演出が多くて正直イマイチでした。
そういう意味でも、どちらかと言えば青春映画としての色が強い作品でしょうか。思春期特有の孤独感や虚無感に苛まれていた少年が、こういう状況になって初めて本当に自分を愛していたのが誰かを知るみたいな感じで。
で、青春映画として見ればかなりシリアスな作り。ちょっと重過ぎて、軽く見るには向いてないくらいに。この重さがまた問題で、ヒロインポジションの不良少女(普段はずっとニットキャップ着用、それを脱ぐと超美少女に!)のやってる事がエグ過ぎて、ちょっと引いてしまいました。お陰で終盤のイイ話風な展開もノレなかったなぁ。この辺の“リアル”さ加減から、若い人向けの作品だとは思います。
関係無いけど、孫悟空の学園モノと聞いて、バリー・ウォンと香港オールスターによる超バカ映画「超級学校覇王」を思い出してしまったのは自分だけ?