武闘派の道
9/25レンタルリリース オールイン・エンタテインメント
松方弘樹が久々にオールインVシネマに帰還! 共演&監修に曽根晴美。そして小沢和義、以下いつもの皆さんに加えて、麻美ゆまはイイとして、何と中島ゆたかまで出演!! 監督は、松方とは「ギャングコネクション」でも組んだ金澤克次、脚本が「日本統一」シリーズの村田啓一郎です。
暴対法の施行直前になっても変わらず暴れ回る関東睦会傘下の中根組。敵対する龍仁一家の菅生の為、兄弟分の橘は中根組組長を刺殺する。だが、菅生は組長の首を手土産に、中根組の暴走に手を焼いていた睦会若頭・佐藤に取り入り、その盃を貰うのだった。それから二十年。出所した橘は、同じ睦会傘下に収まった中根組と龍仁一家を見て…。
と、ここまでの流れから、ムショ帰りの昔気質のヤクザが時代の流れについていけず…という定番ストーリーになるかと思いきや、ここから一転。未だに中根組との関係をこじらせている菅生(曽根晴美)の一計で、佐藤(小沢和義)の若い衆を借りて、かつて中根組のシマだった寂れた湾岸都市へ向かう事になった主人公。で、その若い衆というのが、川本淳市に宮本大誠、舘昌美というヤバい面々! 更に湾岸都市には地元ヤクザかつ基地外の川原英之が!という展開に。
そして、主人公が計略の駒にされているのを勘づきつつもそれに乗ったのは、そこがかつての情婦の故郷だったから。となれば、当然その女が中島ゆたかだと思うじゃないですか。ところが情婦&その娘を演じるのは麻美ゆまで、中島ゆたかは彼女が働いていた和風スナックの女将の役。まあ、かなり老けてたからなあ。以前にも増してハスキーボイスになってたし…。
こんな感じで、松方主演作だけあって、最近のVシネマにしては色々と練られたお話でした。役者たちもそれに応えて好演。渋い雰囲気が漂う作品になってると思います。
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