横浜暗黒街 侠華
- 出版社/メーカー: GPミュージアムソフト
- 発売日: 2008/06/25
- メディア: DVD
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松方弘樹主演のハードヤクザアクション完結編。前編「華炎」の感想はこちら。
あの抗争以来、ヤクザから足を洗い、カタギとして生き始めた藤堂。だが彼が表舞台から消えた横浜の街では、伍城の片腕・九鬼が暴走を始め、強引な都市再開発事業を進めていた。そんな中、九鬼のヤク取引きに関ったが為に親友・大島が殺された事から、藤堂の中に眠っていた侠気が目覚め始めて…。
前作同様の豪華キャストのお陰でムードは満点。クライマックスで松方が見せる大立ち回りも中々。でも作品全体で見ると、脚本がキャストに甘えてしまってる気がして…。
だって、せっかくの藤田まことに全く見せ場が無いのはどういう事? 敵役である山田辰夫もあれではホントにただの悪者にしか見えない。主人公に絡む姉弟(西本はるか、井澤健)も本筋に大きく絡む訳でもなく、傍観者に徹してるだけで、一体何の為に出てきたんだかって感じ。
良かったのは狂犬演技を嬉々として演ってる新藤栄作くらいなモンでした。