ナイトメア ミュージアム
原題は'Basilisk The Serpent King'。現在大好評レンタル中の「ナイト ミュージアム」の便乗商品が、何故か二ヶ月遅れでリリース。アルバトロス系列にしては珍しい失態かも。中身の方は原題を見て貰えばお判りの通り、伝説の蛇王バジリスクが大暴れするモンスターパニックホラーです。
リビアの遺跡で考古学者ハリーのチームが発掘した“メデューサの瞳”と呼ばれる黄金の杖とバジリスクの巨大な石像。アメリカの博物館に運び込まれ、伝説に則って日食の日にお披露目されるが、太陽が完全に陰った瞬間、杖に付いた宝石が輝きだし、バジリスクが動き始めてしまって…。
こんな感じで始まる冒頭部はそれなりに快調なんですが、バジリスクが暴れ始めてからは正直微妙な出来の作品でした。バジリスク自体のCGはまぁまぁ。でも、その暴れっぷりが何とも中途半端でスリル感皆無なんですよねぇ。
と言うか、対する軍隊の攻撃や主人公の考古学者の活躍、何故か入ってるコメディ要素、これら全てが中途半端でちっとも面白くない。登場人物も全員面白味に欠けてるし、どうしてここまでつまらなく作れるのかが不思議です。
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックスホームエンターテイメントジャパン
- 発売日: 2007/08/03
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