ゲゲゲの鬼太郎
確かに田中麗奈の猫娘は素晴らしい! 他のメイン級の妖怪たちもハマってて楽しかった(ウエンツの鬼太郎は左眼があるのが論外なので減点)。
それに比べて演出と脚本は微妙。特に三浦親子関連の話全てがしつこいし、首を傾げるシーンが多々。父ちゃんを生き返らせる件なんか、もっと上手い処理の仕方があるだろうに。いっそ中途半端なバトルパートは無くして、松竹お得意の人情モノにしちゃえば良かったと思う。勿論そうなると「鬼太郎」ではない訳ですが。
特撮や美術全般の安っぽさに関しては、現在の日本映画界の金と時間の時間のかけなさ加減だとしょうがないかな? 残念ですが。この辺を変えない事には、アニメや漫画の実写映画化でとんでもなく面白いモノは一生作れないだろうなぁ。
そんな感じで、非常に勿体無い事をした映画だと思います。もっと丁寧に作ってれば更に良くなるポテンシャルが見えるだけに。だから、おそらく作るであろう続編に期待したい所。無理かなぁ。
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- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2007/10/26
- メディア: DVD
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