ドラゴン 竜と騎士の伝説
- 出版社/メーカー: トランスフォーマー
- 発売日: 2007/03/02
- メディア: DVD
- この商品を含むブログ (1件) を見る
12世紀のイングランド。十字軍に参加して大陸に渡っていたジョージ(ピュアフォイ)が帰郷する。平和を求めて北の地に住まいを構えようとするが、父はドラゴンがいるから止めろと注意。一笑に付し、北へ向かったジョージだったが、結婚間近のルナ姫(ペラーボ)の失踪事件に出くわし、姫の婚約者であるガース卿(スウェイジ)に実力を認められて探索隊に加わる事になった。実はルナ姫は、最後のドラゴンの卵を守る為、卵と共に洞窟に隠れ住んでいた。偶然、姫を発見したジョージは、最初は卵の余りの大きさに面食らうが、姫の真摯な態度とその魅力に惹かれて協力する事に。一方ガース卿は自身の私利私欲を満たす為に、卵とジョージを疎ましく思って…。
出だしからしてケビン・コスナー版「ロビン・フッド」にそっくり*1で、以後もこれまでのファンタジーもの、中世もので見た様なシーンが続く凡庸な内容。逆に言うとお約束はしっかり守ってる訳で、小道具や美術も意外にちゃんとしていて中世の雰囲気を醸し出す事には成功してます。
但し、ドラゴンの出番はかなり少なめ。だからそれを期待して見ると相当ガッカリするでしょうね。ドタバタコント風のシーンが多いのも、良く言えば昔懐かしい冒険活劇って感じだけど、これも賛否分かれるだろうなぁ。
ところで、IMDbによるとジャン・アレジも出演してるらしいんだけど見つからず。ファンの人はレンタルして探してみるのも良いかも知れません。
*1:あそこでのモーガン・フリーマンのポジションがそのままダンカンに代わっただけ。