ロックアップ

6/5レンタルリリース プライムウェーブ

ロックアップ

原題は'Incoming'。WOWOWでは「スペース・ロック」という別題で先行放映された、スコット・アドキンス主演のＳＦアクションです。共演は「ボヘミアン・ラプソディ」でジム・ハットンを演じてたアーロン・マカスカー。他のキャストやスタッフはよく知らない人たち。

国際的テロ組織ウルフ・パックのメンバーたちが逮捕され、衛星軌道上に浮ぶ極秘の宇宙監獄に収監。ボスの正体を暴くため、日夜拷問が続いていた。だが、数年経っても埒が開かないため、業を煮やしたＣＩＡが査定人と女医をシャトルで送り込む。早速、女医による囚人への聞き取り調査が始まった途端、機を伺っていた囚人たちの逆襲が始まって…。

と書くと、まるで囚人であるテロリストの方が良いモン側みたいですが*1、実際はアドキンスは査定人、マカスカーがシャトルのパイロットでこちらが主人公サイド。

で、脱獄した囚人たちは彼らを牢屋に押し込め、自分等は脱走！しようとしたら窓を見てビックリ。ここは宇宙だった！って、知らなかったのかよ！？ だったら、映画自体もそういう構成にした方が盛り上がったのでは？！

ここに代表されるように、宇宙版「大脱出」みたいな大筋はB級映画なんだからこんなモンで上出来なのに、細かい部分がことごとく雑な作品でした。

女医が宇宙空間で紅一点な事もほとんど活かされてないし、一番の売りになるであろうアドキンスのアクションも不発気味。というか、終盤の展開は何故あんな流れにしたんだろ？

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アドキンスファンはおとなしくコレを待っときましょう。

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*1:ぶっちゃけそういう作りの方が面白くなったと思います。