大都会 闘いの日々#15@日テレプラス

　関東のヤクザ組織の間で出回る東南アジア製拳銃のルートを捜査する四課。そんな中、東京で天然痘を発症した男が発見され、その部屋から同じ型の拳銃が発見される。ルート解明の手がかりになると患者の接触者名簿を見たクロは、その中にクロが更生させた元ヤクザの津山(室田日出男!!)の名を見つける。津山は患者との接触を否定するが、患者が死亡した為に真実は藪の中。無実を信じつつもクロは捜査を続けるのだが…。
妹・恵子が急性盲腸炎で入院した為に一時捜査を離れたクロに、夫の無実を必死に訴える津山の女房(春川ますみ!!)。二人で彼の無実を信じようと励まし合った瞬間、津山が天然痘の診察を受けに来たとの一報が入るという苦い展開。しかし津山が一方的に悪という訳ではなく、前科者に対する世間の、クロや女房までも持つ偏見を描いた力作でした。ホント、倉本聰脚本回だと作品の雰囲気が一変するなぁ。
今回から渡哲也の髪型が見慣れた角刈りに。ちょうど「やくざの墓場 くちなしの花」の撮影と重なってたからの様ですが、以降「西部警察」までこれで徹すんだから気に入ってたのかな。事件記者役の平泉成も復帰しました。

※何でアメリカでは出てるのに、日本でDVD化されてないんだ!?

やくざの墓場 くちなしの花 [DVD]

※ようやく日本でもDVD化!