マルコ・ポーロ 東方見聞録
- 出版社/メーカー: 日活
- 発売日: 2008/02/09
- メディア: DVD
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1298年、戦争捕虜になったマルコ・ポーロは、相部屋になった作家ルスティケロに自身が体験した冒険の日々を語り始めるのだった。商人の父や叔父と共に東方を目指す旅に出たマルコ。たどり着いた皇帝フビライが治める元の国の繁栄に目を奪われた彼は、そのまま彼の地へ残る事を決意して…。
史実に忠実という訳ではない(何しろフビライ役をブライアン・デネヒーが演じてるくらいですから)し、同じマルコ・ポーロが主役の「ドラゴン・ダイナスティ」の様にフィクションとしてはっちゃけてる訳でもない。でも、それなりにしっかりとした作り(ちゃんと中国ロケを敢行)でそこそこには面白い、何時ものRHIクオリティな作品でした。
好感が持てたのは、当時中国が科学面や技術面で西欧諸国より遥かに進んでいたのを描いている事。現地の人間たちも訳が判らない野蛮人ではなく、ちゃんと一人の人間として扱っているのも良かったです。まぁ辺境に住む種族の人たちはかなり怪しかったけど(w。