風雲ライオン丸#7〜10@時代劇専門チャンネル

 #7。マントル一族が美濃の国を襲撃。勇敢にも戦う決意をした村人たちを指揮してたのは、かつて志乃たちの父親に仕えていた男だった。戦い終わった獅子丸が馬やロケットパックの手入れを延々と流す変なED。
#8。変なバイク(ローク車)に乗った三色仮面登場。前回と打って変わって、彼らに襲われた村人はあっさり村を放棄。だがそこには身重の妻を守る男が一人。見かねた獅子丸と志乃、三吉が協力するが…。敵を打ち倒した途端、ノコノコ戻って来る村人たちの醜悪さ。しかもこれからも村を守ってくれと懇願されて困り果てる獅子丸だったが、赤ん坊の出産を機にまた旅立つのであった。
#9。水車小屋に毒を盛ろうとしたマントル一族。そこに住む一家を皆殺しにし、赤ん坊を戦利品だと連れ去ってしまう。始めは赤ん坊を取り返そうと意気上がる村人たちだったが、川に毒を盛られたのを知って尻込み。しょうがなく獅子丸がただ一人、捕まえた地虫忍者に道案内させて敵のアジトへ向かう。だが川の水が飲めず、流石の獅子丸も疲労困憊。しかもロケットパックが故障して変身出来ず、哀れ谷底へ! そんな絶体絶命のピンチを救ったのは何と快傑ライオン丸! 金砂地の太刀を残して去っていった彼は夢か幻か。その後もライオン丸を捕えて踊り出す怪人、引き取り手が無い赤ん坊を置き去りにして‘男なら逞しく生きろ!!’と去ってしまう獅子丸と、突っ込み所も満載のエピソード。
#10。オランダから渡来した新型大砲がマントル一族に奪われてしまう。追う獅子丸だったが、その前に立ち塞がったのは獅子丸との対決を望む豹馬だった。獅子丸から武士の情けで手加減されたのを怒る豹馬。最終的に協力するくらいなら挑まなきゃいいのに。
露骨なてこ入れの先代登場シーンはともかく、「木枯し紋次郎」みたいな荒んだエピソードばかり。獅子丸が話の中心になったのは良いとしても、これじゃあ子供には人気が出なかったのも納得。