組長×射殺 敵を狩れ
- 出版社/メーカー: GPミュージアムソフト
- 発売日: 2007/06/25
- メディア: DVD
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小沢仁志主演の極道アクションロマンです。
少し目を離した隙に、実の親の様に慕ってきた組長を殺られてしまった城島。その現場は組長がよく顔を出していた養護施設だった。そこには組長が親代わりになっていた少女・早苗がいた。組長に代わって彼女を支えてあげようと考える城島だったが、不器用な性格の彼には見守る事しか出来ない。そんな中、早苗が十年前の組長狙撃未遂事件の際、流れ弾を受けて死んだ男の一人娘である事を知った城島。一方その頃、組では組長の弔いの為の抗争が開始されようとしていた…。
男・小沢と口が利けなくなった少女との交流。しかし悲しいかな、足ながおじさんというよりもストーカー、いや少女をどこかへ売り飛ばしそうなオヤジにしか見えない(w。
しかしドラマの方は、意外にもしっかりとこの部分を描いていて好感が持てました。ま、主人公と少女の距離の縮まり方が急ぎ過ぎの感は否めませんが、Vシネマにしては上出来かと。
これで少女役の高橋英里がもう少し可愛ければ。適度なブサイクさ加減のお陰で薄幸な雰囲気は出ているから正解なのかも知れないけど。
一方、養護施設の園長役は街田しおん。何時もの高級ホステスとか高級ホテトル嬢の時とは打って変わって地味な役作り。うーん、正直似合ってないかな。演技は流石にしっかりしてるけど。
その他のキャストは組長役のジェリー藤尾とベテラン刑事役の峰岸徹以外は、片桐竜次、江原修、鈴木隆二郎、堀田真三、時任歩という何時もの面々。でも組長亡き後の組を何とか生き残らせようと奮闘しつつ、無鉄砲な主人公にも理解を示す若頭役の片桐竜次は、何時も以上に渋かったなぁ。