夕闇にベルが鳴る

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原題は'When a Killer Calls'。原題も邦題も、今年リメイクされたのに何時まで経っても日本で公開されない「夕暮れにベルが鳴る」に便乗する気満々のスリラー映画。製作は何時ものThe Asylumですが、こんなのまで便乗しなくても。

ある夫婦から幼い娘モリーの世話を頼まれたベビーシッターのトリシア。しかし、夫婦が出かけるとすぐに彼女の携帯に非通知電話が。脅迫めいたその内容に、最初は喧嘩した恋人のマットの仕業かと思ったトリシアだったが、やがて殺人現場の写真が送られてくる。不安になった彼女はマット本人に助けに来るように頼むのだった。一方その頃、モリーの両親は何者かに惨殺されていた…。

出だしは結構良い。それもそのはず、元ネタの「夕暮れにベルが鳴る」とほとんど同じ! で、物語が進むとマットが助けに来る訳ですが、そういう状況なのに直ぐにイチャイチャ開始。マットについて来たバカップルは地下室でナニを始めます。当然この手の映画でそんな事をすると…!

The Asylum製なので全体的には大した事ないんですが、実は最後までちゃんと見ちゃいました。と言うのも、犯人が「サランドラ」のジョギリみたいなナイフを使うショックシーンがしつこく撮られていて、凄く痛そうそうなんですよ。最近のホラー映画って、派手な方派手な方に傾倒していってて、大勢で騒ぎながら見るのには良いけど全然怖くも何ともないじゃないですか。それに比べれば‘ホラー’‘ショッカー’という意味では中々楽しませてくれる作品でした。

【以下、ネタバレ】

驚いたのは子供が惨殺されてしまう事! それも滅多刺し!! こういうのはアメリカは厳しいと思ってたんだけど。当然アメリカではR指定になってました。

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