首領がゆく
- 出版社/メーカー: GPミュージアムソフト
- 発売日: 2006/09/25
- メディア: DVD
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※予告編
「ゼブラーマン」以降、ちょっと毛色の変わった作品にばかり出演していた哀川翔が、久々に本格やくざ映画に主演。タイトルからしてメーカーもロングシリーズにする気満々?!
昭和42年、浅草。この街を仕切る浅草川一家で頭角を現し始めた男、一輝。侠敵の舟木組に昔気質の親分(誠直也)の顔を潰されそうになったのを知り、兄弟分の慶次郎(木村一八)と共に殴り込みをかける!
生来の侠気から下には好かれ、上からは持ち上げられる男の中の男、一輝。終いには親分と兄弟分の岸和田の叔父貴(伊吹吾郎)から‘50年に一度の器’‘日本の宝’とまで言われてスカウトまでされる! 幹部候補生として招かれた岸和田で大親分(川地民夫)にまで可愛がられる一輝に、面白くないライバルの中野英雄が銃を向けた所で続く…。
要するに最近のVシネマに多い殺った殺られたの実録モノではなくて、昔懐かしい仁侠映画の雰囲気。
役者もメインにベテラン陣を揃えてるんで重量感もそれなりにある*1。その割りにはセリフ回しだけが今風なのが勿体無かったなぁ。この辺、シリーズが進む中で直していけば良いんだけど。
女っ気は恋人役がミステリーハンターの諸岡なほ子。少年時代の回想に出てくる母親役に中村愛美。だから?エロ要素は皆無です。
果たしてこのノスタルジックな作風が今のお客さんに受け入れられるかは、正直微妙かと。今後派手な殴り込みシーンとかあれば良いんですけど。