バニッシャー
- 出版社/メーカー: トランスワールドアソシエイツ
- 発売日: 2019/04/03
- メディア: DVD
- この商品を含むブログを見る
映画『バニッシャー』予告編
原題は'South of 8'。スタッフ、キャスト共に全く知らない人たちが作ったクライムアクションです。邦題は「バニッシャー」で「パニッシャー」ではありません、念の為。
サンディエゴ。前科持ちで保釈中の身の哀しさか、就活もままならないヴィクター。しがないレストランすら彼を門前払いしたのだが、そこで働くライアンという男が声を掛けてくる。何と、彼が計画した銀行強盗の運転手をやらないかと誘ってきたのだ。現金欲しさにこの話に乗ったヴィクター。ライアンの彼女も仲間にして実行された計画はまんまと成功して…。
この後も二度三度、遂には八度も成功させた彼ら。街では“バニッシャー”と呼ばれ、ヒーロー視するものもいれば、敵視する者も。そんな中、容疑者扱いされた全くの別人が警察の特殊部隊と交戦の末に射殺されたのを機に、ヴィクターとライアンの関係が崩れ始めて…という展開です。
まず、全体にインディーズ丸出しの安っぽい作りの作品でした。演技は素人っぽいし、衣装やセットも、もうちょっとどうにかならなかったのかというきちゃなさ。今時の感じを出したかったのか、ドローンからの監視映像なんてのも出て来るんですが、ここの処理はホントにダサい。
ただ、何となくですが、面白いモノを作ってやろうぜ!という監督や役者たちの強い意志は伝わってくる。例えば、巻頭の宝石強盗を企てる女三人組のうちの一人がベティ・ペイジ風のメイクだったり、アフリカ系リーダーがアジる過激派組織が絡んできたり。
まあ、それで大して面白くはなってないのが悲しい所ではありますが、一瞬オッとなるシーンもあったりなかったりはします。
これで終盤の展開にもうワンアイディアあればなあ。逆に最後の最後のヤツはいらないだろう…。
こんな感じの作品でした。ま、今後も映画作りを頑張って欲しいですね(w。
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2008/05/23
- メディア: DVD
- 購入: 1人 クリック: 29回
- この商品を含むブログ (17件) を見る
- アーティスト: サントラ,クリフォード・ブラウン&マックス・ローチ,アーティ・ショウ,マーク・スオッツォ,エスキヴェル,チャールズ・ミンガス,ジャン-クロード・プティ,ジュリー・ロンドン
- 出版社/メーカー: Rambling RECORDS
- 発売日: 2007/12/28
- メディア: CD
- クリック: 14回
- この商品を含むブログを見る