ハウス・シャーク

10/24レンタルリリース キュリオスコープ

【ハウス・シャーク】予告

原題も'House Shark'。もはや水さえあればどんなトコから飛び出しても驚かないサメ映画ですが、今回は下水を通って家の中に侵入してしまうというモンスターホラーコメディです。製作・監督・脚本は「悪魔のえじき２」「悪霊のしたたり」のプロデューサーだったロン・ボンク。

ある夜、息子のテオをベビーシッターのベッツィに任せてデートへ行った元警官のフランク。だが、帰宅したフランクが目撃したのは、血塗れでトイレに座っていたかと思った瞬間、下水に引きずり込まれたベッツィだった！ そして一瞬、トイレの便座からサメの背びれらしきモノが…！？ それ以来、自宅に住めなくなってしまったフランクとテオ。このままではテオの親権も自宅も失ってしまうと、フランクは似た事例とそれに対処する専門家を見つけて…。

まず言っときます。予告編を見ればおわかりでしょうが、この映画、久々のZ級ムービーでした。

エログロ表現多めなのはともかく、基本的に全てが下品かつユルい！ サメのプロップ（この時代、CGですらない！）の安さ、演技のヒドさもスゴいけど、何よりテンポが悪過ぎ＆いらないシーンが多過ぎ！ おかげでこの手のジャンルとしては異例の111分という長尺に！

ただ、ほとんどヤケクソにしか思えないラストバトルは、一時間以上こんなのを見続けて脳が遅緩しちゃったせいかも知れないけど、ちょっと面白かったです。まあ、基本的にナニかでキメて、ヘラヘラ笑いながら見るモンじゃないでしょうか。
mash1966.hatenadiary.com
まあ、似たプロットでも一応の理由付けがちゃんとあった「ゴースト・シャーク」が超名作に感じるような出来だとは思いますケド。

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