ドント・ハングアップ

ドント・ブリーズ」のパチモンみたいなタイトルですが、原題も'Don't Hang Up'。最近富みに増加しているSNSを題材にした英国製スリラーです。キャストはよく知らない人たちばかりの中に、シエンナ・ギロリーが出演。監督のダミエン・メースとアレクシス・ワジブロットは共にVFX関係が本業の人たちのよう。脚本は「ザ・スカルズ 秘密結社:権力の図式」のジョー・ジョンソンです。

適当に選んだ相手にイタ電を掛けては、それにビビる音声をSNSにアップ。再生回数を稼いではしゃいでいるモズリーとブレイディのコンビ。今日もモズリーの家に集まってバカ騒ぎを続けていたのだが、突然イタ電の相手から折り返しが入る。自分たちは非通知で掛けていた筈なのに、何故か相手は自分たちの名前、住所まで知っていて…。

自分たち同様のイタズラだろうと高を括っていたバカ者コンビ。再び掛かってきた電話も無視していたところ、一時間もコールは続く。仕方なく出ると、今度はメールを送りつけてくる。スケキヨかブギーマンかというゴムマスクを着けた犯人は、何とブレイディの家に侵入、両親を縛り上げていた! 一体、コイツの正体、そして目的は?!という展開です。

VFX出身の監督だけあって、さほどお金は掛けてない様に見えて、結構凝ったショットが連続。コワいモノの出し入れ、タイミングも上手かったです。

で、新たなネタが入ってくるテンポ、バカ者たちの逆襲に転じる流れも中々という、楽しい作品でした。英国製らしく、タイトにまとまってるのも良かった。

Don't Hang Up

Don't Hang Up

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Don't Hang Up

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