最強サイボーグX
- 出版社/メーカー: アメイジングD.C.
- 発売日: 2016/07/02
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原題も'Cyborg X'。「最強ゾンビ・ハンター」でも組んだ、監督・脚本のK・キング(ケヴィン・キング)とダニー・トレホのコンビが放つ近未来バイオレンスです。製作は「MYTHICA ミシカ」シリーズのアローストーム・エンタテインメントで、主演も同社作品である「オゾンビ」のイヴ・マウロと「サバイバー」のロッキー・マイヤーズです。
IT系軍事企業Xコープの管理システムが壊れ、同社が米政府と協力して開発していた殺人ドローンや人体に入り込んでサイボーグ化してしまうナノマシンたちが暴走! 全世界で人類を襲い始め、一年後には世界のほとんどが壊滅してしまう…。
監督の前作「最強ゾンビ・ハンター」は、「マッドマックス」にゾンビとトレホおじさんを混ぜた、だけ!の作品でしたが、今回も「マッドマックス」に殺人サイボーグとトレホおじさんを混ぜた、だけ!!で紹介が済んでしまう内容でした。
何しろ、殺人サイボーグは顔にはフェイスハガーみたいなマスクを付け、片腕は何故かガトリング銃や電ノコがアタッチメントされてる半裸の巨体という、わかりやすく言えばビッグ・バン・ベイダーみたいな、如何にもB級「マッドマックス」に出て来そうな姿。
一方のイイもん側はというと、男は無精髭のムキムキ戦士、女はセクシー系ばかり(おかげで見分けが中々つかない)で、何故かどちらもタンクトップ姿&常に汗でビッショリという、これまた如何にもなナリ。それにオタクとチビッコとトレホおじさんが混ぜてあるという。
登場人物たちがそんなビジュアルな事もあって、この会社の作品らしく、パッと見はB級映画としては非常に良い仕上がり。ただ、コレもこの会社らしいトコですが、序盤からスローやらガチャガチャ系やらの映像処理を多用してるからダサいなあ…という印象が先に残ってしまう。
お話の方も、生き残った戦士たちが問題のIT企業のトップを“救出”、企業の施設に乗り込んで…というベタな展開に終始して、新味みたいなのはまるで無し。
こんな感じでBGVならともかく…という凡作でした。「最強ゾンビ・ハンター」が楽しめた方なら、ですかね。
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