マンホール
5/27レンタルリリース キュリオスコープ
原題は'Septic Man'。「モンスター・トーナメント」のジェシー・T・クックが監督したグチョグチョ系ホラーです。主演も「モンスター・トーナメント」で色々演ってたジェイソン・デヴィッド・ブラウン。「ホーボー・ウィズ・ショットガン」のモリー・ダンスワースに、ジュリアン・リッチングス、ロバート・マイエ、ティム・バード、スティーヴン・マクハティと、SF/ホラー映画でよく見かけるイイ顔オヤジたちが共演です。脚本は「ON AIR オンエア 脳・内・感・染」のトニー・バージェスです。
水質汚染が発覚し、様々な感染症が蔓延。多数の死者まで出す事態となった小さな町。町民に避難勧告が出される中、配管工のジャックに謎の“組合”に属するという男が近づき、多額の報酬と引き替えに、汚染源の調査を依頼する。地下奥深くの下水溝へ向かったジャックだったが、誤って汚水の中に落ちてしまい、マンホールの蓋まで閉じてしまって…。
下水の中には、おびただしい数の腐乱死体が! 更には謎の男たちまで棲んでいた!? 身重の妻を案じ、決死の脱出を図る主人公。しかし、下水の影響か、次第に心身共に変化が…という展開です。
で、予告編にチラチラ出てますが、この“変化”していく主人公の姿がかなりグロくて気色悪い…。ま、グロいのは主に頭部だけなんですが、グチョグチョ、ブヨブヨ、あと蓮系グロ画像が苦手な方は避けた方がいいかと…。
役者やネタは揃ってるし、雰囲気も序盤から悪くない、んですが、コレが中盤以降あまり転がっていかない…。セリフも映像も思わせぶりなだけで、そろそろ面白くなるか?面白くなるか?と期待させといて結局…。
こんな感じで、主人公の特殊メイクが気色悪いのだけが見どころの、かなりイライラしてしまう凡作でした。役者が勿体無かったなあ。特に奥さん!
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