エンカウンターズ 侵略
- 出版社/メーカー: アルバトロス
- 発売日: 2015/06/03
- メディア: DVD
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原題も'Encounters'。デンマーク・スウェーデン合作によるファウンドフッテージ系SFスリラーです。スタッフ、キャストは知らない人たち。
2011年11月26日。スウェーデン北部の森林で、ある映画撮影クルーが失踪したのだが、捜査はわずか十日間で打ち切られた。これは、ハッカーによって捜査当局のデータベースから流出した極秘映像である!
といった感じで、ファウンドフッテージものでは定番の始まり方。その後も、ダラダラしたダベりがほとんどだったりというありがちなパターンで、本編中に“「ブレアウィッチ」みたいじゃね?”みたいなセリフまで飛び出す始末。
ただし、この手の低予算映画によくある、ホントにただダラダラしていて“ふざけんな!”と怒りたくなるようなモノとは違って、ちゃんと見られる絵になってるし、緊張感も保ってました。
また、途中、森の中で古びたビデオカメラを発見し、中に入っていたビデオ映像を見るという、ファウンドフッテージの中でファウンドフッテージを…といったユニークなシーンも。
そして、ジャケや予告編にドーンと出てるのでバラしますが、撮影クルーの前に出現する、謎の蜘蛛型巨大マシーン(の撮り方、見せ方)がかなりカッコ良くて、コレだけで中盤以降も話がもっちゃった、みたいな。
基本的にこのジャンルのパターンに沿った作品で、目新しいアイディアがあるワケじゃないですが、まだ飽きてない方ならそこそこ楽しめる出来じゃないかと。おネエさんのヌードもありますし。