M10.0 ロサンゼルス大地震
原題は'10.0 Earthquake'。「LOST」のヘンリー・イアン・キュージックが主演したディザスターパニックです。共演はキャメロン・リチャードソン、ジェフリー・ジョーンズ。監督のデヴィッド・ギダリは特撮関係が専門で、これが初長編の人。
ロサンゼルスで小さな地震と陥没事故が多発する。地震調査局のエミリーが予想した通り、遂にはマグニチュード10の超巨大地震が街を襲って…。
いつも凡作、凡作と書いてますが、コレは正真正銘の凡作でした。
お話は、地震の原因には悪徳業者がいたり、そいつの下で掘削工事を請け負っていた技術者の主人公がバカ者たちとキャンプに行った一人娘を探しに行ったり…という、ホントに超定番な展開。
で、それらの全てで、クオリティが少しずつが低く、その積み重ねでもの凄〜く頭の悪いモノが出来上がった、みたいな。
例えば、高層ビルが崩れるほどの大地震が起きたはずなのに、ロサンゼルスの街全体を捉えたショットが、アーカイブ映像なんでしょうけど、煌々と明かりの灯る夜景なモンだから、全く何事も無いように見えて緊張感ゼロ、という具合。
役者もそれなりの面子が揃えられてるのに、全員見せ場らしい見せ場が無くて可哀想でした。
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