ウォー・オブ・ザ・ジャングル
- 出版社/メーカー: アメイジングD.C.
- 発売日: 2014/07/02
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原題は'Inara, the Jungle Girl'。この現代、世界のどこかに半裸の女戦士族が支配する島があった!というアマゾネスアクションです。スタッフ、キャストは全く知らない人たち。特に監督はこれが初作品のよう。
長い間疎遠だった特殊部隊隊員の父の死に落ち込む少女イナラ。以来、荒んだ生活を送っていた彼女を、父の旧友が特殊部隊の極秘任務へ誘う。それは、莫大な天然資源が眠るという未開の島への潜入だった。だが、彼らの乗った輸送機が墜落、生き残ったのはイナラ一人で…。
当然、その島が女戦士が支配する場所。謎の電磁波が覆い、ほとんどの機器が使用不能。よって(?)、女王を頂点とした原始人並の生活を送っていた…という設定、みたいなんですが…。
予告編を見たほとんどの人、特に男性が本作に期待するのは、当然その「シーナ」みたいなビキニ姿のアマゾネス軍団なワケですが、そこに到達するまでがまぁ長い!
グラインドハウス感を出そうとしたんでしょう、マカロニ調のBGM*1が流れる巻頭部分や、タンクトップにホットパンツ姿のヒロインがバーでたそがれる序盤はまだ許せる。でも、その後の亡父の旧友が自宅でダラダラ過ごすシーンを数分間続けたり、謎の男との会話を構図も変えずにまたダラダラ続けたり…。そうこうするうちに話が半分終わっちゃってるよ!みたいな。
その後も、ただそれらしいエピソードとシーンを並べてるだけ。どうしてそうなるのかを見せないから、話がちっとも盛り上がらない…。
結局、見どころと言えるのは、スタイルの良いコが揃えられたアマゾネスたちが、キャンプファイヤー(違う)で踊ったり、へっぴり腰で剣を振ったりするトコだけ。つまりは、ほとんどが予告編で見られるという凡作でした。アクションもヒドかったなぁ。
逆にこのダメさ加減こそがB級!と言っても良いんですが、それにしてももうちょっとは頑張れよという。こんなのだったら、アマゾネスの中だけの話にして、彼女たちを一時間半ダラダラ見せるだけにすれば良かったのに。
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*1:ただし、劇伴的に面白かったのはここだけ。後はダサいオリジナルの曲が流れるばかり。SEもショボショボ…。