報復のカウントダウン
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原題は'Vanished'。オーストラリア製の児童誘拐拉致監禁スリラーです。主演は「ウルフクリーク 猟奇殺人谷」のカサンドラ・マグラスと「ZONE 39」のキャロリン・ボック。監督・脚本の人は日本では馴染みの無い人です。
五歳の息子を何者かに誘拐されたカテリーナ。犯人から身代金の要求があったものの、その後連絡は途絶え、精神的に追い詰められてゆく。一方、郊外をドライブしていた家族が事故に遭い、気づいた時には一人娘の姿が消えていた。やがて犯人からの指示に従い、一軒家に入ると、そこにいたのはカテリーナだった!?
この後は、精神的に極限まで追い詰められたヒロインが、息子を誘拐した犯人がドライブ中の家族の妻ウィノナだと考え、彼女の娘を逆に誘拐、口を割らせようとするが…という展開です。
前半戦は、息子を誘拐された家族と、ドライブ中の家族の様子を平行して見せて行く流れ。ここが、途中その後の展開へのヒントをチラチラ見せたりして、結構良く出来ていてイイ感じ。こんな感じなら予告編で後半のネタバレをしなきゃ良かったのに、と思ったくらい。
で、その両者が遂に遭遇して、共に最愛の子供を誘拐された母親同士の激突でどれだけ盛り上がるかと思ったら…、意外にもストーリー的にも映像的にもショボショボにトーンダウン…。
いくらでも盛り上げ様はあったと思うんですけどね。加害者と被害者の立場が二転三転するワケで、それだけでも面白くなるはずなのになぁ。具体的にどうダメなのかを書くとネタバレになるので自重しますが。
そんな感じで、ちょっともったいなく思えた凡作でした。
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