パラノーマル・リアリティ

12/4リリース ニューセレクト

原題は'100 Ghost Street: The Return of Richard Speck'。「パラノーマル・エンティティ4」に続いて、The Asylum社が製作したPOVホラーです。今回のネタは看護婦殺しのリチャード・スペック。

これはイリノイ州警が現場で押収した映像である！ 2012年4月2日、かつてリチャード・スペックが八人の看護婦を殺害し、今ではスペックの霊が出ると噂の寮に取材班が潜入。だが、一人また一人と消えていって…。

こんな感じで、この手の作品では見飽きた始まり方ですが、冒頭からホントに次々と悪霊の餌食になっていく展開。霊が屋根裏やダクトの奥へ引きずり込んで殺害するというパターンで、必死に抵抗した結果、首チョンパに…といったグロ映像が早々に登場！ おかげで序盤はアサイラム作品にしては見られる雰囲気に。

しかし、そんな状況をほとんどのスタッフは気づかず、アホなレポートを撮影しているという作りなモンだから、すごくマヌケな印象に。気づいた時にはもう脱出不可能みたいな。

まぁでも、これまでのアサイラム製“パラノーマル”モノの中では一番マシな出来かな、とは思いました。

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※実録？リチャード・スペック伝「ザ・ナースキラー」の感想はこちら

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