ヘンゼル&グレーテル


7/19リリース パラマウントジャパン

原題も'Hansel & Gretel: Witch Hunters'。グリム童話の『ヘンゼルとグレーテル』の“その後”を描いたファンタジーホラーアクションです。ヘンゼル役はジェレミー・レナー、グレーテルはジェマ・アータートン、そして魔女を演じるのはファムケ・ヤンセン。監督・脚本が「キル・ブル」「処刑山 デッド・スノウ」のノルウェー人監督、トミー・ウィルコラだからか、ピーター・ストーメア、「レイキャヴィク・ホエール・ウォッチング・マサカー」のビヒラ・ヴィータラ、「エスケープ 暗黒の狩人と逃亡者」のイングリッド・ボルゾ・ベルダルと、北欧系俳優が多数参加しています。何故か製作はウィル・フェレルとアダム・マッケイのバカコメディコンビ。

自分たちを拉致した魔女を倒してから十五年。ヘンゼルとグレーテルの兄妹は家に帰らず、そのまま魔女ハンターとして活躍していた。今回もとある村を襲う魔女ミュリエルの退治を依頼された二人だったが…。

この後は恋に落ちたり、新たな仲間が加わったりしながら、魔女軍団と対決!という流れです。

で、個人的にこの監督の過去の作品にあまり良い印象を持ってないせいかも知れませんが、イマイチ乗れない作品でした。

ハリウッド基準でいけばソコソコレベルの予算が掛けられ、アクションや映像効果もそこそこには派手。ヒロインのヌードサービスもアリ!だったりします。

しかし、ただアクションしてるだけ、ドタバタしてるだけのシーンの連続。お話も、結局主人公たちが魔女と対決するトコ止まりで、それ以上のモノにはなってくれず、意外性がほとんど無い。キャラの掘り下げ&成長なんかも無いから、見ていて面白味を感じられない。

そもそも、敵が魔女という設定が微妙な気もします。

正直、凡作止まり。未公開映画だと思えば…ではありますが、ジェレミー・レナーの主演作ですからねぇ。ちょっと期待はずれでした。

ヘンゼル&グレーテル ブルーレイ+DVDセット(2枚組) [Blu-ray]

ヘンゼル&グレーテル ブルーレイ+DVDセット(2枚組) [Blu-ray]

処刑山 デッドスノウ [DVD]

処刑山 デッドスノウ [DVD]

キル・ブル ~最強おバカ伝説~ [DVD]

キル・ブル ~最強おバカ伝説~ [DVD]

ヘンゼルとグレーテル おそろし森の魔女 LBX-149 [DVD]

ヘンゼルとグレーテル おそろし森の魔女 LBX-149 [DVD]

アサイラムによる本作の便乗作品「ヘンゼルとグレーテル おそろし森の魔女」の感想はこちら