ギャング・イン・L.A.
- 出版社/メーカー: オデッサ・エンタテインメント
- 発売日: 2013/07/03
- メディア: DVD
- この商品を含むブログ (1件) を見る
"For the Love of Money" Official Trailer
原題は'For the Love of Money'。よくわかんない人たちが作った実話ベースのギャングムービーですが、共演者が豪華。ジェームズ・カーン、エドワード・ファーロング、ジェフリー・タンバー、ポール・ソルヴィーノ、スティーヴン・バウアーが出演しています。
1970年代のテルアビブ。この街で幼なじみたちと悪さをしていた少年アイザックは、アメリカンドリームを夢見てロサンゼルスに渡る。仲の良いヨニと共に小さな仕事から始め、自動車の修理工場を経営するまでになったアイザックは、街の大物に目を掛けられて…。
ワルな移民が立身出世を夢見てアメリカで大暴れするという、ユダヤ版「スカーフェイス」みたいなお話でした。
時代毎のヒット曲をバックに、成り上がっていく姿を見せていく構成はユダヤ版「グッドフェローズ」という言い方も出来ます。しかし、それらの傑作と比べると(比べちゃダメなんだけど)、テンポが悪い事もあって、特にもの凄く悪い事をしてるようにも、出世しているようにも見えず、この手の映画特有の高揚感が感じられない。
主人公たちをかき回す役割りで、ジェームズ・カーンやエドワード・ファーロングが登場すると、さすがに画面が面白くはなるんですが、残念ながら彼らスターの出演時間はそれほど多くないので…。
出来れば、序盤のテルアビブ青春篇のパートにもっと時間を割いてたら面白くなった気がしました。ワル版「グローイング・アップ」みたいなノリで。
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2013/07/03
- メディア: DVD
- この商品を含むブログ (1件) を見る