レイプゾンビ2 LUST OF THE DEAD


4/3レンタルリリース プライムウェーブ・ネクシード

友松直之監督によるエロティックゾンビアクションの第二弾です。キャストも小沢アリス以下、前作から引き続いての面々がほとんど。その前作の感想はこちら

オタク童貞以外の全男性が“ゾンビ”化し、某国からの核攻撃まで受けて壊滅した東京。生き延びた市民たちは、オタク男子たちによって作られたアキバ帝国と女たちが武装化したアマゾンに分かれて戦っていた。そんな中、シンジとマキという一組の夫婦の生存が発覚。シンジはキモいオタクではないのにゾンビ化を免れていた! 一方、米軍は東京の状況を調査すべく、ブロンドの女サイボーグを諜報員として送り込んで…。

うーん、ナンだろうなぁ。前作の良かった(と個人的に思う)部分じゃなく、気になった方を広げちゃった作品でした…。

まず気になったのが、アキバ帝国が使うオーバー気味にカリカチュアされたヲタ用語。一方の“アマゾン”側の女マッドサイエンティストたちのも同様で、基本的に頭で考えたような台詞回しが多くて非常にウルサい。EDクレジットを見てわかったんですが、前作とは脚本家が違ってる…。

それに加えて、POVホラーを意識したのか、手ブレし捲りだったり、ヘタなズームが多用されたりな映像で見づらい事このうえない。友松監督だから狙ってやってるんでしょうが…。

何というか、肩に力が入り過ぎた印象で、あっちもこっちもガチャガチャしてて見づらいだけの作品に感じました。しかも、本作は状況説明だけで終っちゃってて、美味しいトコはパート3でって…。せめて亜紗美のアクションでもあれば良かったんですが、彼女の出番はほとんど無いし。正直、失敗作だと思います。

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レイプゾンビ3 [DVD]

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パート3も見ましたが、やはり残念ながら個人的にはノレませんでした。夫婦のドラマに軸を絞って、2と3を一本にまとめたら良いのに。色々と都合もあるんでしょうけど。