抗争の黙示録
3/25レンタルリリース オールイン エンタテインメント
中野英雄と小沢仁志が競演したヤクザアクションです。共演はいつもの面々に加えて下元史朗。監督は片岡修二です。
神和会との大抗争が終結。五代目を擁してようやく落ち着きを見せ始めた日本最大の組織・山神組。その傘下に、築港をシマにする相馬組組長・相馬義光がいた。ところが、同じ山神組傘下で“暴れ鬼”の異名を持つ鬼塚たちが相馬のシマを荒らし始める。元々昼行灯と呼ばれるほどの相馬は、親分からの言葉を守り、鬼塚の挑発を無視、我慢を重ねるのだったが…。
タイトルは大仰ですが、主役の二人の格を考えると、非常にミニマムな抗争劇。ただ、久々にVシネ俳優たちによる殺った殺られたの大喧嘩が見られるのは楽しかったかな?
まぁそういう風に普通に楽しむ事も出来る作品ですが、個人的に面白かったのは中野英雄と小沢仁志の遊び過ぎな演技プランの方。
中野英雄は事務所内ではステテコ一丁でスイーツを貪ったかと思えば、何故か外では常に毛皮のコートを着用。しじみ演じるキャバ嬢相手にエロトークを展開と、まるでシリアスなヤクザ映画には似つかわしくないノホホンぶり。
対する小沢兄貴の方は、久々の完全な悪役を楽しもうと気合い十分。眉を塗りつぶしての、やり過ぎなオーバーアクトを披露します。
そんな感じで、二人のファン、特に小沢兄貴のブログまでチェックしてるような人の方が楽しめる作品じゃないかと思います。
- 出版社/メーカー: GPミュージアム
- 発売日: 2012/03/16
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